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執筆者の写真kageyama maki

20年の時間をとびこえる

更新日:2023年2月16日

まちなびホールの展示が終わってばたばたと日が過ぎてしまいましたが、ご来場いただいたかたにお礼葉書を作りまして、先日おし花さん達とラベルや切手貼りをしました。


まんなかの「赤来の秋」という写真のような作品は、私が最後の日に朝のうちにスマホで写した画像を使わせていただきましたが、山のはしのあたりに私のような人影がうつりこんでいるような・・・😣


画像をかまうときなぜこれに気がつけなかったのか、おし花さんは、大丈夫よ〜と笑ってくださいましたが、さいごに私はこんな失態を・・もう、ショックです・・・


お礼葉書
お礼葉書

展示は終わってみるとあっという間で、最後の搬出の日も神楽のトラックを借りていただいて乗っていきました。


片付けたあと、パネルが取り払われて、また元の休憩スペースに戻っていったときは少し寂しさを覚えたほどでした。

最初は何もなかった場所に作品を飾っていって、そのときだけの雰囲気ができる感じが自分は好きなんだなあと思いました。



会場の様子
会場の様子


くらしアトリエさんには、コラムの中で展示のことにも触れていただき、感謝の気持ちでいっぱいです・・・


昔からいつも来ていただくかた、久しぶりにみていただいたかた、今回はじめてご覧いただいたかた、また、過去に飯南町でお仕事をされていたりで懐かしくみにきていただいた方もいらっしゃったようです。声をかけていただいて、嬉しかったです。


会場の様子は、ケーブルテレビで少し紹介いただいて、こちらのサイトでご覧になれます。


番組アーカイブス@情報NEXTプラス

私は緊張で声がひっくりかえったりしています・・・



おし花さんは、同じこのホールで20年くらい前にも展示をされたことがあったそうです。

そのときに作品を購入されたかたが展示を今回みにこられていて、当時購入された作品を翌日また持ってきてくださったことがあって、おし花さんもすごく感激されていました。


花の色は過ぎた年数の分、褪せていましたけれども、つい最近のことのように飄々と持ってきてみせてくださる…たぶん展示がなかったら、おし花さんがそのかたやその作品に再会することもなかったんじゃないかと思うんです。その時間のとびこえかたが鮮やかすぎて、名前も互いにわからない人どうしを作品が再び繋いでくれた瞬間というのか、自分ごとではないのになんだか感激してしまいました。




私のスマホで写した画像ではうまく伝わらないかもしれないんですが押し花さんの作品を少しご紹介します。

春の詩
春の詩

こちらは、日高さんの「春の詩」という作品です。日高さんは会期中は会場に来ることがなかなか難しくて、飾った雰囲気を実際に感じてもらうことはできませんでしたが、日高さんの作品は、とにかく柔らかくて、心がほぐれていくような感じがします。


春のよろこび
春のよろこび

こちらも日高さんの作品で「春のよろこび」・・・すごく素敵なんです。


花の流れ

こちらは森口さんの「花の流れ」という作品です。このあじさいの花のカーブ・・・「クリスマスの夜に」という、背景が黒い作品もあったんですが、額に自分が映り込んでしまってうまく写せまんでした・・・


星を飾る天使
星を飾る天使

こちらは舟木さんの「星を飾る天使」という作品です。チラシに使わせていただいた、ピンク色のバラの花の少女の押し花画も舟木さんの作品です。舟木さんの作品はとてもメルヘンチックで・・・また一方で、カエルのすごくユニークな作品もあって・・・


カエルの合唱
カエルの合唱

カエルの目が全部小さなシダのぐるぐるでできていたり、シュウメイギクの花がでぷっとしたお腹になっていたり、何度見てもカエルの姿が可笑しくて愛らしいんです。。



背負いかご
背負いかご

松平さんの「背負いかご」

松平さんの作品は花の重ね方が厚いんです。写真みたいにみえる作品もあって、自分の目がおかしくなったのかなと思うほどでした。花の形を重ねていって押し花画が作られている感じです。「もう自分の作品が日の目をあびることはないと思っていた」とおっしゃっていたそうですが、町内でも、おし花さんの作品の展示ができるといいなあと思ったりしました。地元のかたも、びっくりされるんじゃないでしょうか。



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